中谷芙二子の作品

2008年から今までドメーヌ・ド・ショーモン・シュール・ロワールで作品を展示した日本のアーティスト(屋外インスタレーション)をご紹介します。

中谷芙二子(なかや ふじこ、1933年—) 北海道札幌市出身の芸術家、ライブ彫刻家です。

 初めは雲の絵を描いていた中谷芙二子は、いつしか雲を創るようになりました。1970年、大阪万博の際、ペプシ館を霧で包むという仕事が世界初の「霧の彫刻」となりました。テクノロジーアートの先駆者でもある中谷芙二子は、はかない作品を通じて、変幻自在な自然現象に魅了された自分を表現し、人と自然の対話を紡ぎ直そうとしています。 中谷芙二子が、ドメーヌ・ド・ショーモン・シュール・ロワールにて2013年4月から10月までグアルー公園の白樺林のそばに周囲の自然と一体化した「霧の彫刻」を制作しました。
 (全ての写真 Eric Sander©)