エル・アナツイの作品

エル・アナツイ(El ANATSUI)、彫刻家

エル・アナツイ(写真 Eric Sander©)

1944年、ガーナ(当時、イギリス領ゴールドコスト)に生まれる。1975年、ナイジェリアへ移る。2001年、最初のメタル・タペストリーが大英博物館のアフリカン・ギャラリーに展示される。

ショーモン城の大庭園に展示されているエル・アナツイの作品『Ugwu』(写真 Eric Sander©)

近年は、ヴェネツィア・ビエンナーレ(2007年)、アフリカ・ミックス展(2004年−2007年)に出品。現在もナイジェリアのンスカにあるアトリエを拠点に制作を続けている。 エル・アナツイは、現代アフリカ美術を代表する彫刻家です。

最近は、大量のワインやアルコール飲料の瓶のキャップ、シールなどの廃材を一つ一つ、銅線で繋いで編み上げた巨大な「メタル・タペストリー」のインスタレーションで知られています。すでにヴェネツィア・ビエンナールに二度招かれ、またその作品は世界中の主だった博物館、美術館に収蔵されるなど、今やアフリカのみならず、世界的で高い評価を得ています。

エル・アナツイの作品は、すでに日本でも1990年代から発表されてきました。

ショーモン城の大庭園に展示されているエル・アナツイの作品『Ugwu』(写真 Eric Sander©)
ショーモン城の大庭園に展示されているエル・アナツイの作品『Ugwu』(写真 Eric Sander©)