ウルスラ・フォン・ライディングスヴァルドの作品

ウルスラ・フォン・ライディングスヴァルド(Ursula VON RYDINGSVARD)
(現代彫刻)

ウルスラ・フォン・ライディングスヴァルドの作品(写真 Eric Sander©)

 壮大な素朴 彼女の作品は全て木で出来ている。 全ての作品は木を削り、組み立てられ、ところどころに炭が塗られて制作されている。遠くから作品全体を見ると、土のような重みも感じれば、またダンボールのような軽さも不思議を感じ取れる。しかし、近くで見れば見るほど、無造作に削られて出来る表面の質感は、確かに木でないと再現できないものだということがわかる。

ウルスラ・フォン・ライディングスヴァルドの作品(写真 Eric Sander©)

フォン・ライディングスヴァルド氏が制作する作品は、スケールが大きく、高尚な雰囲気が漂っている。ところがタイトルを見てみると、お皿や首飾り、スプーンやコップなど、意外と身近なものがモチーフになっているなど。 また政策に使われている杉も、人間が生活するために建てる家や土を耕す道具の素朴であることから発想を得ているという。ポーランドの農民を先祖に持つフォン・ライディングスヴァルド氏にとって、これら日常生活に現れるモチーフを杉で表現することによって過去に敬意を表しているようだ。 身の回りにあるごく単純な素材や道具を使って、大きな感動を呼び起こすことがいかに簡単なことであるが、アーティストに示された気がした。

2017年の4月から11月までショーモン城の大庭園に展示されている作品の名前は『アナスタシア』です。

http://www.domaine-chaumont.fr/fr/centre-d-arts-et-de-nature/saison-2017/ursula-von-rydingsvard

ウルスラ・フォン・ライディングスヴァルドの作品(写真 Eric Sander©)