ショーモン城の礼拝堂

礼拝堂は、16世紀の初めに建設が行われ、フランボワイヤン・ゴシック様式の彫刻による装飾が施されました。その後1884年から1886年にかけて修復が行われました。
1888年に取り付けられたガラス職人ジョルジュ・バルドン制作のステンドグラスは、その起源からブロイ家に至るまでのショーモン城の歴史を物語っています。主祭壇の端までを飾る15世紀末アラゴン派の絵画4点は、『洗礼者ヨハネの生涯』と『聖母の誕生と受難への登り道』の2つの挿話を描いたものです。

ショーモン城の礼拝堂(写真 Eric Sander©)
現在は、スイスの現代アーティスト、ゲルダ・シュタイナーとヨルク・レンツリンガーによる大規模のインスタレーション(『石と春』)がショーモン城の礼拝堂に展示されています。

ゲルダ・シュタイナーとヨルク・レンツリンガーのインスタレーション(写真 Eric Sander©)

ゲルダ・シュタイナーとヨルク・レンツリンガーのインスタレーション(写真 Eric Sander©)