国際庭園フェスティバルのスタートまであと１週間！

ショーモン・シュール・ロワールの第２７回国際庭園フェスティバルが４月２４日（火）にスタートします！あと一週間だけでしょう。今年のテーマは「思考の庭園」です。

「プラトンの果樹園、エピクロスの庭園、古代中国の文人の庭、アラビアンナイトの庭園、ハイデルベルクと京都の「哲学の道」、あるいはシェイクスピアの作品に見られる植物に対する深い造詣…。これらを思い浮かべるだけで、庭園が永遠の昔から、文学や思考と結びついてきた事実がうかがえます。しかも思考（フランス語で「パンセ」）は、花の名前（パンジー）ともなっているのです。思考することは人間にとって自然な営みであり、庭園はしばしば思考が表現される媒体となってきました。庭園では、いわば、思考が空間の中に立体的な形で演出されているのです。エラスムスからジャン＝ジャック・ルソーにいたる哲学者たちにとって、庭園は、知的なインスピレーションの尽きることのない源となってきました。庭園は、私たちに熟考をうながし、瞑想や夢想に誘うのです。」